マグカップ作家一覧5(四国・九州)
日本全国のオリジナルマグカップ作家一覧(四国・九州)
徳島県の作家
徳島市鴨島町 綿摘み陶房
メルヘンチックな可愛らしい作品が特徴です。上品な色合いも多く華奢な感じが素敵な作品が多いです。
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「平 点と線紋」は安定感のある太めのフォルムです。大き目の持ち手もどっしりとしていて持ちやすいです。下部に描かれた点と線紋が控えめで、どっしりとした中にキュートさを持たせてくれています。コーヒーだけでなくスープにも良さそうです。
工房ささ 笹部充恵氏
土の手ざわりがするような優しさに溢れるほっこりとする器が特徴です。シンプルですが丁寧に作られている感じがする作品が多いです。
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大変シンプルなフォルムでスッキリとしています。フォルムがシンプルな分、持ち手のマルがとてもキュートに引き立てられていますね。かなり上に付いていますが、バランスがよく手にほどよく収まる感じになっています。
名西郡神山町 神山工房 高島克晃氏
奥様の玲子さんとお二人で制作されていて、奥様の玲子さんは主に人形作りをされています。心惹かれる器をと日々作陶されています。素朴な感じのする心が和むような作品が多いです。
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「キナリ水玉」は薄い生成りの水玉模様が優しい風合いです。形も逆三角形のような口元が広くとってあるタイプでとても飲みやすいです。ナチュラルな雰囲気で他の器との相性も良さそうです。
香川県の作家
三豊市 黒田陶房 黒田大・真里子氏
焼き締めを中心した作品を作られていて、伝統を受け継ぎながら現代にもマッチするデザインが特徴です。陶芸教室もやられています。
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どっしりとした重厚感がありながらフォルムが手に馴染むように作られていて土の温かみを感じます。両手で包み込みたくなる感じは大切に扱っていきたいと思わせてくれます。
高松市 田淵太郎氏
窯もご自身で作り上げたという拘りで、薪の窯で焼くことで白磁に微妙な変化が織りなす味わいのある作品が特徴です。
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「白磁」は趣があり、一目見て美しいの一言です。マットな肌触りも味がありますね。持ち手も握りやすく丁寧に作られています。
東かがわ市 貴志勉・博子氏
独創的でユニークな作品が多く置物や雑貨なども制作されています。土の特性を生かした作品をと日々作陶されています。
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ご主人の貴志勉さんの作品です。持ち手が特徴的で握力が無くなってきている方にも持ちやすいデザインになっています。描かれている模様が子供が描いたようで何とも微笑ましいですね。
愛媛県の作家
松山市 凸凸製作所 よぎ みちこ氏
製作所のお名前がかわいいですね。オブジェや花器などを作られる土井 政次さんとお二人でされています。
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「顔付」は見つけた瞬間にオッと声が出てしまいそうです。それは取っ手の親指を掛ける部分に名前の通り「顔」が付いているからです。とてもシンプルなのにこの「顔」があるだけでインパクト十分です。
伊予郡砥部町 スギウラ工房 杉浦史典・綾氏
ご主人の史典さんは白い器でスタイリッシュなデザインが特徴で、奥様の綾さんは描かれる模様がとても可愛らしい作品が多いです。
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「はりあわせ足付 麻の葉・ドット・雲」は奥様の杉浦綾さんの作品です。見た瞬間にカワイイと声を出してしまうほど、丸いフォルムに麻の葉とドット、雲の貼り合わせた模様がプリティなマグカップです。その上足つきというのがたまりませんね。
伊予郡松前町 梅乃瀬窯
窯を構えられた故佐賀道彦さんの後を継ぎ奥様のしげみさんが代表として、中矢匡威さんと共に作品作りをされています。シンプルなデザインが多く使いやすい料理が映えそうな作品が特徴です。
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「ギザプチ柄」はお子さんから大人まで好まれそうなデザインです。持ち手もコロンと丸く、真ん中が少しくぼんでいて持ちやすいです。同じデザインのスプーンもあるので揃えて使いたいですね。
高知県の作家
香南市 狸狐庵窯(りこあんがま) たかせりこ氏
太平洋を一望出来る場所で動物や自然に囲まれた中で一つ一つ丁寧に器づくりをされています。繊細で可愛らしい柄が多いです。
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ナチュラルシリーズのマグカップはレース柄があしらわれている可愛らしいデザインでフォルムも底部が絞られた女性が好きな形になっています。 内側の底部にはバラが施されていて女性作家ならではの女性心をくすぐるツボをおさえています。
安芸市 樋口あゆみ氏
顔が描かれた瓶のシリーズが人気で描かれる顔もお茶目でユーモアある作品が多いです。
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「カエル」は何とも言えないほのぼの感が堪りません。ジャンプしているお腹がぽっこりと出たカエルがとてもキュートです。 口元のいびつな感じと言い、裏側にも小さい若葉が描かれていることなど細かい部分にもこだわりを感じます。
安芸市 陽和工房
内原野陶芸館として陶芸体験教室やイベントなど幅広くされています。 登り窯は江戸後期のもので登録有形文化財にも指定されています。手ざわりの良い日常使いしやすい感じの器が多いです。
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ペアマグカップは大変シンプルですが色合いがとても美しいです。2つのものでは下部のオレンジ色の濃さが微妙に違っていて並べても美しさが際立ちます。
福岡県の作家
北九州市 葉々窯 佐藤 崇氏
日々の暮らしにより潤いを与えられる器を作られています。
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白シリーズはざらっとした感触が素朴さを感じさせ、形も美しいのでじっと見入ってしまいます。下部には鉄点や指あとが見られシンプルなデザインのポイントになっています。
うきは市 大村剛氏
黒を基調とする一見鉄のように見える器を作られています。
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「黒カップ」は大村さんの特徴のまるで鉄で出来ているようなマグカップです。とてもカッコイイですね。ビールを入れても様になりそうです。
朝倉郡東峰村 小石原ポタリー
朝倉郡東峰村の小石原にある10件の窯元とフードコーディネーターの長尾智子さんのコラボレーションによって生まれたブランドです。白を基調とする器は使いやすく日常的に使いたい器です。
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「マイカップ」のシリーズは土の良さを感じさせてくれる品々です。取っ手部分も持ちやすく厚さも拘って作られており使い手への優しさを感じさせてくれます。
佐賀県の作家
唐津市 府川和泉氏
作陶される時に始めから決まっている訳ではなく土と触れているうちに形が決まっていくという府川さんの器は素朴さが感じられる自然体のものが多いです。
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「三島3」は「3」とあるように形や色が異なるパターンが3種類あります。三島の模様がハッキリと分かるところが魅力です。大切に使っていきたいと思わせてくれます。
有田町 照井壮氏
有田焼の原料のみを用いて器づくりをされています。すっきりと凛とした表情の器が多いです。
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「青線刻(ハーフ)」はマットな質感で上部のブルーの細いラインが幾重にも描かれていてモダンな印象です。淡い感じですので世代を問わず使えます。
伊万里市 創作工房橘窯 松永剛氏
モダンなデザインが多くインテリアにも映えそうな器を作られています。
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「掻き落とし コーヒーカップ」は市松模様がとても鮮やかでシックです。色合いもコーヒーのようにダークなブラウンとホワイトになっていて美味しいコーヒータイムが過ごせそうですね。
長崎県の作家
波佐見町 吉田健宗氏
ずっと先まで誰かが大事に使ってくれているような器を作りたいと日々作陶されています。器のネーミングが感覚などインスピレーションで付けられているものが多く面白いです。
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「粉引き ぽたりカップ」は窯から出す際に液体がぽたりと垂れたイメージで名前が決まったそうです。確かに所々に垂れたような点があり風合いが感じられます。グレーの色合いが絶妙ですね。
波佐見町 器工房den 朝長美紀氏
女性らしい柔らかさと優しさが滲み出る作品が多いです。「食卓がちょっと楽しくなる器」を目指して器づくりをされています。
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「ツバメ」はホワイトの地に小さいツバメが飛んでいる絵柄になっています。ツバメの絵がとっても愛くるしい感じで女性のツボを押さえています。握りやすい大き目の持ち手も使いやすそうです。
大村市 三彩の里
「三彩の里」は大村市にある陶芸活動を主に行っている障害者施設。創設者の江口洋さんが陶芸家でもあったので本格的なレベルで陶芸をされていて「長崎三彩」という江戸時代に作られていた技法を現代に蘇らせています。
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「長崎三彩」は釉薬が流れている感じがきれいなグラデーションとなっていて様々な色合いが楽しめます。広めの口元とどっしりとしたフォルムが安定感があってたっぷり入れられるので至福の時を過ごせそうです。
熊本県の作家
荒尾市 小代焼ふもと窯 井上尚之氏
荒尾市に父である井上泰秋さんが「小代焼ふもと窯」を築窯、息子である井上尚之さんが現在は共に作陶されています。力強さを感じる器が多いです。
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「シノギ 白」は白とこげ茶色のツートーンカラーが美しいです。こげ茶色の部分の斜めのラインも渋さを増してくれ、コーヒーを淹れるととても美味しそうに感じられますね。
熊本市 深堀知子氏
一風変わった形の器を作られていてとても特徴があるのですが見ていると癒される器が多いです。
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大きな取っ手のマグカップは取っ手が深堀さんの特徴にもなっている変わった形をしています。実用的かどうかは別として楽しい取っ手のフォルムは飾って眺めるだけで楽しめそうです。
福島万希子氏
山梨県に築窯後、熊本に移築し作陶する陶芸家福島万希子さん。温かみのある女性ならではの優しい器が多いです。
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「ふた付」はその名のとおり、蓋がついているのが作家さんの器では珍しいですね。この蓋が優れモノでソーサーや小皿にも利用できるので便利です。カップの筋のラインも
大分県の作家
大分市 atelier703(アトリエナオミ)橋本尚美氏
繊細でキレイな線が感じられる作品が多いです。
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「リリー」はユリをモチーフにしたものでフォルムがユリの花のように上部へと広がりがあります。気品を感じられる繊細なデザインですね。色合いも優しいアイボリーで何を入れても美味しそうに見えます。
日田市 小鹿田焼 黒木昌伸氏
日田市にある共同窯で、柳瀬朝夫窯、柳瀬晴夫窯、黒木富雄窯、黒木史人窯、坂本浩二窯の5つで管理しています。
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黒木富雄窯は父である富雄さんと息子さんの昌伸さんが2人で作陶しています。「飛び鉋 飴」は珍しい赤みを帯びたデザインで良い感じでレトロな感じも醸し出しています。
杵築市 wakako ceramics 坂本和歌子氏
美しく繊細でありながら使いやすい器づくりをされています。
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「しらゆりカップ」は一目見て女子がカワイイと叫んでしまうような形です。持ち手が付けられている角度と下部がキュッと絞り込まれているなど上品さを醸し出しています。とても優雅なティータイムが過ごせそうです。
宮崎県の作家
宮崎市 杉尾信康氏
サーファーでもある杉尾さんの作品は力強さとダイナミックさが特徴で色合いもシャビー感あふれるものが多いです。
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こちらもまたシャビーな感じが出ていて味わい深いです。持ち手がまっすぐに横に伸びる形でとてもユニークですが、手にするとちょうど指の間に収まる感じで持ちやすいです。様々なカラーがあるので揃えたいですね。
宮崎市 陶工潮人 佐藤浩氏
サーファーでもあり陶芸家としても海外での場でも活躍されている幅広い作家さんです。海原の潮流が織り成す宮崎の自然を表現されています。
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躍動感のある模様が男らしさを感じます。波のしぶきの様にも見えます。淵もちょっとゆがみがあったりと無骨な感じが使うほどに味が出てくる感じでいいですね。
北諸県郡高崎町 増渕篤宥氏
永く使ってもらえる器をという想いで作品作りをされています。
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模様がとても細かく施されていて彫刻刀で彫られたというものです。繊細な模様が上品さを漂わせています。容量もたっぷり入るサイズなので嬉しい限りですね。
鹿児島県の作家
姶良市 宋艸窯(そうそうがま) 竹之内彬裕・竹之内琢氏
姶良市で「宋艸窯(そうそうがま)」を構える竹之内彬裕さん、琢さん親子。デザインは鎬のみというシンプルさが様々な料理が映える器になっています。
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「しのぎ」はカラーバリエーションが多く、白・わら白・マット赤・紺・緑の5色があります。どれも渋みのある良い色合いで迷ってしまいそうです。持ち手も太く大き目なので安定感があり、丸いフォルムもホッとさせてくれます。
日置市 山口利枝氏
器に盛られる料理を考えながら器づくりをされています。女性らしい優しさが溢れる作品が特徴です。
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「鉄実草文」はとても女性らしい繊細な植物が描かれています。持ち手のカーブもきれいで持つときの手元もきれいに見せられそうです。
鹿児島市 岩元陶房 岩元鐘平氏
独創性のあるデザインとポップなカラーが一際目を引く作品が特徴です。子供心を大切にしていて作品にも表現されています。
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「nendofullコーヒーカップ けいしちょう」はポップなイエローが鮮やかでフォルムもユニークです。中央部分に凹凸があり錆びたような感じとイラストには子供が書いたようなけいしちょうの文字と車など遊び心いっぱいです。
沖縄県の作家
やちむんとは沖縄の方言で焼き物のことを意味します。
恩納村 やちむん なかどまり工房 登川均氏
沖縄の伝統を守りながら日常的に使える器を作られています。
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「三彩」は通常よりやや大きめの360ccほど入ります。素朴ながらも三彩とあるように3色のしずく模様がキレイですね。
読谷村 工房十鶴 柄溝康助・聖子氏
とっても可愛いポップな感じの柄が特徴です。
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「コーヒー豆」はとても可愛らしいデザインですね。器の貴重が飴色なのもコーヒータイムが更に美味しく感じられそうです。洋食器との相性も抜群です。
読谷村 読谷北窯
読谷北窯は宮城正亨、與那原正守、松田米司、松田共司の4人の陶芸家が1992年より共同運営しています。
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読谷北窯の1人、宮城正享さん作。白い唐草模様が映えるやや厚めの大ぶりなフォルムはたっぷりと注がれたコーヒーが似合いそうですね。