マグカップ作家一覧4(関西・中国)

日本全国のオリジナルマグカップ作家一覧(関西・中国)


三重県の作家


伊賀市 やまほん陶房 山本忠正氏

伊賀市で先代から受け継がれている窯元「やまほん陶房」を営まれ、ご自身でも作陶される山本忠正さん。伝統を引き継ぎつつも時代の流れに合った器づくりをされています。

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こちらの「アイボリー」は無駄をそぎ落とした究極とも言えるシンプルなフォルムなのですが、温かみがとても感じられます。アイボリーの色味もそう感じさせるのかもしれませんが、フォルム自体がとても優しい風合いになっています。

伊賀市 吉村尚子氏

吉村さんの器はとても繊細で美しい模様が多いのですが鉄の棒先を針のように削り出して線を描かれているそうです。

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こちらの「丘 コーヒーカップ」は下部にタイトルの丘が描かれていて、丘から煙のようなラインが伸びていてのんびりとした風景のように見えます。丘の形やラインは様々あり、特にラインはゆるやかな曲線のものや渦を巻いているものなど自分の好みで選べるのが楽しいですね。

伊勢市 やまぽた 山口和声氏

「よいしごと すこやかに あたたかく」という精神で日々作陶される器は可愛らしい模様が入った作品が多いです。

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こちらは模様がとても可愛らしく、何気なく描かれているように見えて配置がきちんとされています。カントリー調の家具にもマッチしそうな雰囲気ですね。


滋賀県の作家


甲賀市信楽町 大谷製陶所 大谷哲也・桃子夫妻

ご主人の大谷哲也さんは白い磁器の器を中心に、桃子さんは粉引きに自然の絵付けされています。

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こちらの「黒ネコ」は奥様の桃子さんの作品で、ハスの葉で雨をしのぐ黒ネコが描かれていてほのぼのとした感じが可愛いです。

甲賀市信楽町 村上直子氏

甲賀市に「器のしごと」という実店舗を構える陶芸家村上直子さん。土の表情が楽しめる器づくりをされていて時間が経つごとに変わっていく風合いも楽しめそうな器です。

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こちらの「黒灰釉」は持ち手部分が本体のカップからそのまま流れるような作りで大き目になっているのが特徴です。水玉部分も大き過ぎず上品に仕上がっています。

甲賀市信楽町 古谷浩一氏

白い器にこだわって、粉引きの白い和食器を作っています。 父の古谷信男さんは信楽での粉引き第一人者。息子である古谷浩一さんが伝統を受け継いでいます。

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こちらの「粉引きコーヒーカップ」はぽってりとした丸いフォルムが特徴で、両手で包み込みたくなりますね。


京都府の作家


京都市 瀬津純司氏

彩墨流(いろすみながし)という独自の手法で作陶されています。美しい流線模様が特徴です。

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こちらの「彩墨流」はとても柔らかい水色のグラデーションがとても美しいです。多角形の側面もモダンな感じで洗練された雰囲気を醸し出しています。

京都市 米澤工房 米澤猛氏

京都ならではの繊細で上品な器が多いです。陶芸教室もされています。

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こちらの「白釉線紋カップ」はマットな感じのホワイトの地に下部にはブラウンに線紋が施され配色が素敵です。取っ手がちょこんと真ん丸なのもセンスが良いですね。

宇治市 山本壮平氏

シンプルながら質感がとても良くスタイリッシュなデザインが多いです。

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こちらの「no./c006」は底部が絞られたデザインですが逆さにするとラインが規則的に描かれていて細部に渡りこだわりを感じられます。 外側は柔らかなホワイトで内側はマットで擦れたようなブラウンになっていて口元もブラウンのらいんが施されています。


大阪府の作家


大井製陶 大井寛史氏

シンプルかつ華やかさがありホッとできる器をと日々作陶されています。

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こちらの「パール釉(琺瑯風)」は本当に琺瑯じゃないの?と思ってしまうほど琺瑯のような見た目をしています。つるっとしている手ざわりも良く、持ち手が殆ど真ん丸になっているのが可愛らしいです。口元のラインのギザギザ感もレトロさを出していて良い味が出ています。

枚方市 はしもとさちえ氏

優しい色合いの器が多いですがトルコブルーの鮮やかな器もあったりと色々と選びたくなる作品です。

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こちらは生成り色とトルコブルーの2色があり、生成り色はとても温かみのある感じに、トルコブルーはその発色の良さから元気がもらえそうですね。

大阪市 池田優子氏

器を作られる際に料理が盛られた状態を思い浮かべながらされるそうです。

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こちらの「ツートン(ピンク)」はピンクベージュの落ち着いた色合いとコーヒー色のツートーンがオシャレです。境目のラインも効いていて取っ手にまで付いているのが嬉しいですね。取っ手も四角くなっていてシャープさを感じさせます。


兵庫県の作家


神戸市 叶谷真一郎氏

料理を盛って初めて完成する器をモットーに器づくりをされています。

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素朴でシンプルですが長く飽きずに使えるデザイン。ちょっとシャビー感が出ているのもオシャレですね。

淡路島 「あわびウェア」 岡本純一氏

淡路島でブランド「あわびウェア」を立ち上げ作陶している岡本純一さん。淡路島美術大学も主宰されており幅広く活動されています。

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こちらは色々な色があるので選ぶのも楽しいですね。シンプルに同色で揃えたり、色違いで揃えるとその日の気分によって使い分け出来たりと使い手によって様々な活用が出来ます。

丹波市 安達(アンダチ)友紀子氏

白磁を中心に器づくりをされています。

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こちらは縁がかすれたようなブルーのラインが入っていてとても涼しげで可愛いですね。取っ手の角度も特徴があって飾っておいても絵になりそうです。パッと見が琺瑯のようにも見えますね。


奈良県の作家


川上村 いにま陶房 鈴木雄一郎・智子夫妻

吉野郡川上村で「いにま陶房」を構える陶芸家の鈴木雄一郎・智子ご夫妻。ご夫婦で器や置物を作られていて、雄一郎さんがツルツルとした手ざわりのもの、智子さんがマットな手ざわりのものとご夫婦で手ざわりの違う作品を作られています。

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こちらの「グレイ」はグレイの色合いがとても美しい。ツルツルとした表面は手ざわりが良いだけでなくグレイの色の美しさを更にアップさせてくれます。底部に行くにしたがってすぼまっている形が温かみが感じられほっこりします。

桜井市 吉岡萬理氏

使うのが楽しくなるようなカラフルでユーモアがある作品が多いです。ホームページのデザインもカラフル!!

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こちらの「歌うカルロス」は名前の通り、イタリア人のおじさんが気持ち良さそうに歌っているカラフルなデザインです。カルロスシリーズとして他のイラストのものもあります。 大きな取っ手と上部が少し傾いているようなものもユニークですね。使うたびに陽気な気持ちにさせてくれそうです。

生駒市 鬼工房

使っていくほど色艶が出て来て変化が楽しめる器づくりをされています。特殊な耐火粘土を使用し丈夫で欠けにくいのが特徴です。陶芸教室もされています。

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こちらの「木の葉の踊りカップ」は重厚感のあるフォルムに木の葉が全面に舞っている模様が雰囲気のあるマグカップです。少し上部にある取っ手も細かい部分にまで模様が施されています。


和歌山県の作家


海南市 工房ゆうゆう 長谷川美穂氏

地元和歌山で採れるみかんや梅、柿などの木を原料に釉薬が作られているのが特徴です。それぞれの果樹によって出る美しさが違います。

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「桃釉 コーヒーカップ」は内側の桃色と紫色が混ざったような絶妙な色合いが美しくおしゃれです。手ざわりもツルッとしていて外側は少し青み掛かっています。持ち手もリボンのようで洗練されていますね。

有田郡有田川町 陶芸KI・TO・RA 白藤久明氏

繊細な蔦の模様が描かれた作品が人気です。上品で温もりを感じられる作品が多いです。

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こちらはハシゴに蔦が絡まっている素敵なデザインです。控えめなブラウンの蔦にハシゴがダークブラウンで描かれているので締まりますね。持ち手の部分に小さいグレーの玉が乗っかっているのが細部にまで拘りを感じますね

田辺市龍神村 中本純也・理詠氏

ご主人の中本純也さんはホワイトを基調とした作品が多く、ホワイトでありながら黄み掛かったり青みを帯びていたりするところが特徴です。奥様の理詠さんは粉引きの作品を制作されています。

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こちらは艶がありぽってりとした厚みを感じるフォルムです。少し黄み掛かっているようにも見え、味わいがあります。珈琲が映えそうでおしゃれなお茶の時間が楽しめそうですね。


鳥取県の作家


鳥取市 陶工房 根-ne. 西根絵理子氏

温かみのある作品が多くポップな感じの作品でも日常使いしやすいのが特徴です。可愛らしい置物なども制作されています。

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こちらの「牛柄」はとてもインパクトがあります。インパクトだけでなく可愛さも十分にあります。牛柄の出方がそれぞれ微妙に違うのが面白いですね。

西伯郡日吉津村 陶工房アッシュワーク 足塚由江氏

西伯郡日吉津村で陶工房アッシュワークを構える足塚由江さんのフェイスブックページ。素朴ながら味わいある作品が特徴でキュートな置物もあります。陶芸教室もされています。

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こちらの「小鳥」は色合いは生成りでシンプルなのですが、内側の小鳥のキュートさが堪りませんね。カップにコーヒーを注げば小鳥が水面を泳いでいるように見えるという毎回使うたびに見入ってしまいそうです。さりげないおしゃれですね。

倉吉市 国造焼

読み方は”こくぞうやき”。3代目の山本浩彩さん、4代目の佳靖さん、妹の花野子さんの3人で伝統を受け継いでいます。鮮やかなグラデーションが特徴です。4代目の佳靖さん、妹の花野子さんは伝統を受け継ぎながらモダンな作品も制作されています。

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こちらは山本花野子さんの作品です。鳥のモチーフが立体になっていてエメラルドグリーンが鳥の羽はめ込まれていて美しいです。ちょっと丸みのあるフォルムは女性特有の優しさが出ていますね。


島根県の作家


大田市 森山窯 森山雅夫氏

呉須釉や瑠璃色の深いブルーがとてもきれいな器が多いです。

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こちらの「瑠璃」は瑠璃色が本当にキレイです。取っ手は持ちやすく渋さもありますのでお父さんや旦那さんへのプレゼントにしたら喜ばれると思います。

松江市 安部太一氏

松江市で作陶されている安部太一さんのサイト。ミュージシャンを経て陶芸家になられたという変わった経歴ですが、そのセンスがとても現れていて、ヨーロッパーを思い起こすような西洋の香りがする器です。

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「青釉A」はターコイズブルーがとても映えます。ぽってりとした丸みのあるフォルムに取っ手も少し下に付けられているので上品さを醸し出しています。

松江市 湯町窯 福間琇士氏

数々の賞を受賞されていて、湯町窯の商法登録にもなっているスリップ模様が特徴です。現在は4代目の息子さんの福間庸介さんも共に作陶しています。

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「丸」は丸みのあるフォルムと艶やかな黄色がとても温かみがあって寒い時期にはホッコリとさせてくれそうです。エッグベーカーが有名です。50年以上に渡って今も人気を博しています。


岡山県の作家


岡山市 器店「ゆくり」 小峠貴美子氏

染付が主ですが藍色の色合いがしっかりしていて少しにじみがあるような作品が特徴です。

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こちらの「染付け豆しぼり」は藍色がとてもきれいな豆絞りです。少しにじんだような感じが雰囲気ありますね。内側にもちょこんと豆絞りが施されているのも素敵です。

岡山市 陶工房ゆうらぼ 千田稚子氏

千田稚子さんと三宅史家さんのお二人の陶芸家が作陶されています。遊び心のある器づくりとやきものの研究をされていて陶芸教室も開いています。

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こちらの「白雲色平」は千田稚子さんが作られた作品です。白雲色と名付けられたようにホワイトの色合いが絶妙です。マットな感じの手ざわりも良くどっしりとしたフォルムはスープにも合いそうです。

玉野市 十河隆史氏

瀬戸内海を望む高台の素晴らしい場所で作陶されていて、実際に使ってもらえる器をと出来上がりにバラつきがないよう心掛けているそうです。

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こちらの「白釉取手付CUP」は十河さんの代表的な作品で、無駄をそぎ落としたシンプルなフォルムがとてもクールな感じです。流れるように付けられた持ち手との一体感もいいですね。


広島県の作家


呉市 岩屋工房 岩本道明・京子氏

シンプルな器づくりをご夫婦でされています。

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こちらの「ベビーマグ」はイエローの元気なビタミンカラーに凹凸のある球が子供心を鷲づかみしそうですね。お子さん用ですので大きさや使いやすさの気遣いが感じられる仕様になっています。

山県郡北広島町 工房美器 岡美希氏

山県郡北広島町で「工房美器」を構える岡美希さんのブログ。イラストの動物がとても可愛らしく生き生きと描かれている作品が多いです。使う人が笑顔になって欲しいという願いが作品に生かされています。

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こちらの「アニマル(ラブチーター)」は一目見てカワイイと思う人が殆どではないでしょうか。2つ並べて一匹のチーターに見せるのもいいですし、1つだけでも十分な可愛さです。鼻がハートになっている部分や内側や底部にまでチーターの一部が描かれとても癒されます。

東広島市 保田窯 中屋新平・公弥子氏

ご主人の新平さんは加茂大地の土にこだわって作品作りをされていて、奥様の公弥子さんは日常使いの中に対話の持てる器づくりを心掛けておられます。

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こちらの「賀茂台地の風 酒蔵」はご主人の新平さんの作品で画家でもある新平さんのスケッチの陶板画のマグカップです。酒蔵がある風景が描かれたデザインはノスタルジックな雰囲気満点です。スケッチの世界に入り時がゆっくりと流れていく、そんなティータイムが過ごせそうです。


山口県の作家


萩市 大屋窯 濱中史朗氏

メタル調のスタッズがついたカップやスカルなど男らしい作品が目を引きますがどの作品もシャープでモダンな雰囲気です。

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こちらはメタリックなブラックがとてもカッコイイ大人なマグカップです。持ち手の角度や少し曲線を帯びたフォルムが洗練された印象ですね。圧倒的な存在感がありますので棚に飾っても良いかもしれません。男らしいおしゃれなデザインです。

萩市 金子司氏

金子さんはスポイトを使って色を置き墨流しという技法で色を流していくことで作品を作り上げています。パステル調の素敵な模様が浮かび上がっている美しい作品が特徴です。

-- PICK UP --

こちらはカフェオレやホットミルクが似合いそうな丸みを帯びたフォルムになっています。内側は綺麗なグレーのストライプになっていて自然に流していくとこうなるのかと感心させられます。持ち手も小さな真ん丸で可愛さを増してくれています。

長門市 坂倉善右衛門氏

深川萩の名門窯で一度は窯を廃業したものの10代目が再び受け継ぎ、更に新たな感覚で作品作りをされています。手ざわりの良い質感でピンクやブルーのグラデーションが美しいモダンな作品が多いです。

-- PICK UP --

こちらの「萩織部」は萩焼と織部のミックスされた感じが程よいですね。織部の美しい抹茶色が萩焼に映えます。さりげなく描かれたクローバーが素敵です。